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2024-05-16 15:00:00

エアコン工事のお見積について

見積に来ると言っていたけど何をするの?何か準備しておくものは?

そんな声にお答えして、今回エアコン工事のお見積もりの際のチェック事項を掲載します。

 

まずは、お客様でご用意頂くものはございません。順に説明いたします。

①訪問前連絡

 明日、もしくは今日の『何時から何時の間にお伺いいたします。』と訪問時間のご連絡をいたします。他のお客様の工事及び見積の時間、道路状況を加味して2時間幅でのご案内となります。

②訪問時ご挨拶

 インターホンで名前を名乗り、『これからお見積もりをさせていただきます。』とご挨拶いたします。

③室内機設置場所の確認

 まずは、エアコン室内機(家の中の機械)の設置場所の確認をいたします。

 ・室内機が希望の場所に設置できるか

 ・室内機から室外機への配管の出口はあるのか

 ・穴あけは可能か

 ・効率の良い設置場所か

 ・室内の配管カバーは取り付けるか

 など、設置希望場所をもとに最善の設置場所のご案内をさせていただきます。

④室外機設置場所の確認

 エアコン室外機(家の外の機械)の設置場所の確認をいたします。

 ・設置場所に落雪、雪庇はできないか。

 ・架台の設置はどうするか(寒冷地仕様のエアコンの場合は必須)

  寒冷地仕様の場合、雪に埋もれてしまうと冬季の使用ができなくなるため、一戸建ての場合は壁面取付、2段置台(90cmの架台)が基本となります

           MS等のベランダ設置の場合は平地台(30cmの架台)高置台(50cmの架台)が基本となります

           防雪フード(冬の雪を回避するためのフード)の設置はどうするか

 ・配管カバーの取り付けはどうするか(マンション、アパートの場合はカバー取付にビスの穴が空いてしまう為、事前に管理会社の許可が必要となります)

 ・ドレン水(結露水)の排出先はどうなってるか

 ・最大配管長内に設置できるか(機種ごとにエアコンガスが流れる管の長さが決まっています)

 ・プロパンガスからの離れは大丈夫か

 ・2F設置の場合、ハシゴは立てれるか

 など、こちらも最善の設置方法でご案内いたします。

⑤電気工事の確認

 ・エアコン専用のコンセントが設置されているか(エアコン設置には、エアコン専用のコンセント回路が必要となります)

 ・専用コンセントがない場合はどのように造作するか

  モール配線(電線を隠すモールと呼ばれるカバーを天井の際に設置していき、分電盤からエアコン室内機付近まで配線いたします)

  隠蔽配線(床下、天井裏などに電線を通し、分電盤からエアコン室内機付近まで配線いたします)

  屋外配線(分電盤からモール、隠蔽等により外壁に電線が通る穴を空け、そこから屋外保護管を使用しエアコン室内機付近まで配線いたします)

 ・ブレーカーに空きスペースはあるか

  空きスペースがある場合は、そこにエアコン専用回路のブレーカーを設置します

  空きスペースがない場合は、補助ブレーカーボックス(専用の取付箱)を設置します

  2台、3台同時にエアコン設置の場合に空きスペースがない場合は、分電盤自体の交換となります

 ・漏電ブレーカーは付いているか

  漏電ブレーカーは過電流保護と漏電保護の両方対応のブレーカーである必要があります

  漏電ブレーカーが設置されていない場合及び漏電保護のみの場合は、分電盤自体の交換が必要となります

 など、配線のルート、配線の方法などをお客様と一緒に確認していきます。

⑥見積書の作成、お渡し

 以上の内容でお客様宅の確認を行い、お見積書の作成、提出を行います。

 

以上でお見積もりは終了となります。

その後、工事日の調整となります。

※お見積もりの際は、お住まいの方の立ち会いをお願いいたします。